~「それ何のこと?」をなくすための、やさしい用語集~

「現場監督さんが何を言っているのかわからなかった…」
「打ち合わせ中、専門用語が飛び交って不安になった…」

家づくりの現場や打ち合わせでは、建築業界ならではの“専門用語”がたくさん出てきます。
施主の立場であっても、基本的な言葉を知っておくだけで、やり取りの理解度がグッと深まり、安心して家づくりが進められます。

今回は、現場や打ち合わせでよく耳にする用語を厳選してご紹介します!

よく使われる建築用語15選

用語 意味・ポイント
GL(グランドライン) 地面の基準高さ。設計図では「±0」と表記されることもあります。
墨出し(すみだし) 基礎や柱の位置を実際の床や地面に線を引いて示す作業。
躯体(くたい) 建物の骨組み部分(柱・梁・壁など構造体のこと)。
スラブ コンクリートでできた床部分。RC造(鉄筋コンクリート)でよく使われます。
下地(したじ) 仕上げ材(クロス・フローリングなど)の土台となる板材や構造。
サッシ 窓枠のこと。アルミ製や樹脂製が主流。性能にも直結します。
上棟(じょうとう) 建物の骨組みが組み上がること。棟上げとも呼ばれ、式を行う場合もあります。
通し柱 1階から2階まで貫く主要な柱。耐震性にも関わる重要な構造部。
根太(ねだ) 床を支える木材で、フローリングの下に設置されます。
間口(まぐち) 建物の正面の幅のこと。土地や建物の広さの目安にもなります。
梁(はり) 屋根や床を支える横方向の構造材。
野地板(のじいた) 屋根の仕上げ材(瓦など)の下地となる板材。
胴縁(どうぶち) 壁にクロスなどを貼るための下地材。施工の精度に影響。
タイル下地 タイルを貼る前の調整材。モルタルなどが使用されます。
チリ合わせ 壁や枠などの見切りをぴったり合わせる調整作業のこと。美しい仕上がりに必要。

 どうして用語を知っておくといいの?

  • 打ち合わせの理解が深まる
    意図が伝わりやすくなり、要望のズレが減ります。

  • 現場とのやり取りがスムーズに
    工程の進み具合や変更点の把握がしやすくなります。

  • 施主としての安心感につながる
    工事の内容や品質に対する理解が深まることで、信頼関係も築きやすくなります。


 ウインクスでは、施主様にも「わかりやすく」

株式会社ウインクスでは、専門的な説明もできるだけ図や写真、シンプルな言葉でご説明しています。
「なんとなく分からないまま進んでしまう…」そんな不安を取り除くことも、私たちの大切な仕事です。

現場でのやり取り、設計打ち合わせ、仕様決めまで、建築の知識がなくても安心して進められる環境づくりを心がけています。