~省エネ・健康・快適性を叶える住まいの見直し~

「冬は寒くて暖房が止められない」「夏は冷房をつけても暑い」——
それ、もしかしたら家の“断熱性能”が足りていないのかもしれません。

近年、光熱費の高騰や環境意識の高まりを背景に、「断熱リフォーム」への注目が一気に高まっています。
今回のウインクスコラムでは、断熱の仕組みや断熱材の種類、そしてリフォームで快適な住まいを手に入れるためのポイントをご紹介します。

 そもそも「断熱」とは?

断熱とは、家の中と外の熱の出入りを防ぐことです。
冬は「熱が逃げにくく」、夏は「熱が入ってきにくい」状態を作ることで、冷暖房に頼りすぎない快適な住環境が実現します。


 覚えておきたい「断熱のポイント」

断熱は、家のあらゆる面で対策が必要です。

部位 熱の出入りの割合(目安)
窓・開口部 約50%(最大)
屋根・天井 約10〜20%
外壁 約15〜25%
約10%前後

👉 特に「窓・サッシ」と「天井・壁・床」の断熱強化が、体感温度の差を大きく左右します!


 主な断熱材の種類と特徴

種類 特徴・メリット 主な用途
グラスウール 価格が安く施工性が高い。音を吸収する効果もあり。 壁・天井・床
ロックウール 耐火性が高く、吸音性も◎。水に強く安定性がある。 屋根・壁
ポリスチレンフォーム 発泡スチロール系。高断熱・軽量・防湿性あり。 外壁・床下
ウレタンフォーム 吹き付け施工により隙間なく密着。気密性・断熱性が非常に高い。 屋根・壁・床
セルロースファイバー 新聞紙由来の自然素材。調湿性・防音性もありエコ志向に人気。 壁・天井

  国が定める「断熱等性能等級」とは?

日本では、住宅の断熱性能を示す「断熱等性能等級(建築物省エネ法)」が定められています。

等級 内容
等級4 従来の基準。平成28年基準に相当(省エネ住宅レベル)
等級5(新設) ZEH(ゼロエネルギー住宅)相当の高断熱性能
等級6・7 2022年から創設。G2〜G3相当の極めて高い断熱性能

等級5以上を目指せば、冷暖房効率がぐんとアップし、光熱費も削減されます。


  断熱リフォームで得られる5つのメリット

  1. 冷暖房費を削減できる(省エネ)

  2. 結露が減り、カビ・ダニの発生を抑制(健康面)

  3. 部屋ごとの温度差が減り、ヒートショック予防(安心)

  4. 外の騒音が入りにくくなる(遮音性UP)

  5. 資産価値の維持・向上にも貢献(長寿命)


  2025年補助金を活用して賢く断熱リフォーム

現在、「先進的窓リノベ事業」「子育てグリーン住宅支援事業」など、断熱改修に対する国の補助制度も整っています。
補助対象になるケースでは、数十万円の補助が受けられることも。
まずは補助金制度の最新情報をチェックしましょう。


🏡 ウインクスの断熱リフォームサポート

株式会社ウインクスでは、お客様の暮らし方に合わせた断熱リフォームをご提案しています。
「冬の寒さが気になる」「光熱費を抑えたい」などのお悩みを、一級建築士と断熱診断士がしっかりヒアリングし、最適な素材と施工方法で快適な住まいを実現します。

さらに、補助金申請のサポートや、省エネ等級のアドバイスも無料でご案内しています。
まずはお気軽にご相談ください!