~家づくり・リフォームの前に知っておきたい“金額の中身”~

「同じ工事内容なのに業者によって金額が全然違う…」
「見積書をもらったけど、何がどう違うのかわからない…」

そんな悩みを抱える方は少なくありません。
住宅やリフォーム工事の見積書は、専門用語や細かい項目が多く、内容を理解するのが難しいと感じる方が多いのです。

今回のウインクスコラムでは、見積書でよく出てくる代表的な項目について、やさしく・わかりやすく解説します!

よくある見積書の構成とは?

見積書は一般的に、以下のような区分で構成されています。

  1. 仮設工事費

  2. 解体工事費(リフォームの場合)

  3. 本体工事費

  4. 設備工事費(水回り・電気など)

  5. 仕上げ工事費(内装・外装)

  6. 諸経費

  7. 消費税・合計金額

それでは、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

よく見かける項目と意味

項目名 内容と注意点
仮設工事 足場・養生・廃材処分などの準備工事。見落としがちですが必要な費用です。
解体工事 既存の壁や床などを撤去する費用。全面改修時に必要になります。
基礎工事 新築や増築時に必要な土台づくり。鉄筋コンクリート工事などが含まれます。
木工事(大工工事) 骨組みや壁の下地など。費用が大きくなりやすい項目です。
内装仕上工事 クロス・フローリング・天井材などの仕上げ。素材のグレードで変動あり。
設備工事 キッチン・浴室・洗面・トイレなどの機器の取り付け。商品と工事費が分かれていることも。
電気工事 照明・スイッチ・配線などの工事。照明器具は別途記載のこともあります。
外構工事 駐車場・門扉・植栽など。新築の最終仕上げに必要になることが多いです。
諸経費 現場管理費・設計費・事務費など。全体費用の5~15%前後で見積もられることが多いです。

 1. 仮設工事費

工事をスムーズに行うために必要な準備作業です。

  • 足場の設置

  • 養生シート

  • 仮設トイレ・電源の手配

👉 工事が始まる前の“現場づくり”にかかる費用です。削れない項目の一つ。


 2. 解体工事費(リフォーム・リノベ時)

既存の壁・天井・床・設備などを撤去する費用です。
構造を残す「スケルトン解体」か部分解体かによって金額は大きく異なります。


 3. 本体工事費

建物の骨組みや構造部分に関わる工事です。

  • 木工事(柱・梁などの構造)

  • 屋根・外壁の施工

  • 開口部(窓・ドアなど)

👉 最も大きな金額がかかる“家の骨格”部分。


 4. 設備工事費

キッチン・トイレ・お風呂・洗面などの水回りと、電気・ガス・給湯などの配線・配管工事。

  • 設備本体+取付費用が含まれる場合もある

  • メーカー・グレードによって大きく差が出やすい


 5. 仕上げ工事費

内装・外装の見た目や質感を決める部分。

  • クロス(壁紙)

  • フローリング・タイル

  • 塗装工事

👉 同じ空間でも、仕上げ材によって印象も価格も大きく変わります。


 6. 諸経費

現場管理費、設計料、申請費などがここに含まれます。

  • 管理スタッフの人件費や現場交通費

  • 工事保険など

👉 「なんとなく高い?」と感じやすい部分ですが、適正な安全管理のために必要な費用です。


 見積書チェックのコツ!

  1. 一式表記は内容確認を
     例:「○○工事 一式:50万円」ではなく、内訳を確認するのが大切です。

  2. メーカー名・品番があると安心
     設備や建材は、グレードがわかるよう記載されていると後でトラブルになりにくいです。

  3. 相見積もりで比較検討を
     複数社から見積もりをとって、内容と金額のバランスを比較しましょう。

  4. 数量や単価が現実的か?
     →「クロス貼り 300㎡」など、実際の床面積と合っているか見ましょう。


 ウインクスの「納得できる見積書」

株式会社ウインクスでは、見積内容をわかりやすく丁寧にご説明することを大切にしています。
一式表記を避け、お客様が安心して内容を理解・判断できるように内訳を明記。
また、金額だけでなく「なぜその工事が必要か」も合わせてご説明します。

見積書の内容で不安や疑問があれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
“納得の家づくり”をサポートいたします!