確認申請とは?家を建てる前に知っておくべきこと

~“知らずに建てる”はNG!?
安心して家づくりを進めるために~
家づくりを始めようとしたとき、「確認申請」という言葉を耳にしたことはありませんか?
なんとなく「許可をもらう手続き」というイメージはあっても、実際にどんなものかを詳しく知っている方は少ないかもしれません。
ですが、確認申請は建物を建てる上で“絶対に避けて通れない”重要なステップです。
今回のウインクスコラムではその基本をわかりやすく解説します。
そもそも「確認申請」とは?
確認申請とは、建物の設計が建築基準法などの法令に適合しているかを、事前に確認するための手続きです。
建築主(施主)が建物を建てたり、増改築したりする際に、建築主事や指定確認検査機関に図面と申請書を提出して審査を受けます。
👉 許可が下りないと、工事を始めることはできません。
確認申請が必要なケース
以下のような場合に、確認申請が必要です:
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新築住宅(木造・鉄骨・RCなど構造に関わらず)
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増築・大規模リフォーム(延べ床面積10㎡超の場合)
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用途変更(例えば住宅を事務所に変更する等)
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建築物の高さや構造の変更
※一部の地域や用途では例外もありますが、基本的には住宅建築で確認申請は必須と考えておいて問題ありません。
申請から許可までの流れ
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設計図の作成(建築士)
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確認申請書の作成・提出
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審査期間(約2~3週間)
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確認済証の交付 → 着工へ
👉 この手続きは、一級建築士などの専門家が代行するのが一般的です。
もし確認申請をせずに工事を始めたら?
無許可で建築を進めた場合は、工事の中止命令や取り壊し命令が出る可能性もあります。
また、違反建築物として扱われ、住宅ローン審査や売却時にも大きな支障が出てきます。
つまり、確認申請を怠ることは重大なリスクにつながるのです。
最近のポイント:2025年以降の制度改正にも注意!
2025年には建築基準法の改正が本格的に適用され、
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省エネ性能に関する届出・確認の義務化
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大規模リフォームも確認申請の対象に
といった新ルールが導入されます。
「増築だけだから大丈夫」「古い家を直すだけだから関係ない」では済まされなくなるケースも増えてきます。
👉 確認申請は“新築だけの話”ではなくなってきていることを覚えておきましょう。
ウインクスでは「確認申請もおまかせ」
株式会社ウインクスでは、一級建築士が在籍し、設計から確認申請までワンストップで対応しております。
地域のビルダー様からも依頼を受け年間50件近くの実績があります!!
複雑な法規制や改正内容についても最新の情報をふまえ、お客様にわかりやすく説明・安心して申請できる体制を整えています。
家づくりの第一歩を、法的にも確実な形でスタートしたい方は、ぜひウインクスへお気軽にご相談ください。